<土のpHを測る>
<<
作成日時 : 2008/04/28 17:02
>>
トラックバック 0 / コメント 4
一般に多くの植物は、弱酸性(pH 5.5〜6.5)の土が生育に適していると言われる。ガーデニングを始めてから、庭の土の酸度を測ったことがなかったので、思いついて今日やることにした。だがその前に、植物を育てる土について、これまであまりにも無知のまま庭づくりをやってきたので、この際、多少の知識をもたねばと書店で本を購入した。
<土と土壌の違いについて>
理屈っぽい話だが、土は、岩石が風化作用によって細かくなったもの、土壌は、その岩石の風化物に、生物をもととする有機物(落ち葉や動物の死がいなど)や生物の働きが加わって出来たもの。だから、生物のいない月には「土」はあっても「土壌」はないわけだ。しかし、現在私たちが「土」という場合、この区別はしないのが一般的だが、本当は意味が全然違うことを、まず覚えておかないといけない。
かたい話になったので一休み、写真は私が日課にしている散歩路、神奈川県立「四季の森公園」。春霞に煙る朝の幻想的な一瞬を写す。
<よい「土」とは>
詳しく解説する必要もないが、園芸書にかかれている、よい「土」の条件だけを箇条書きにしてみた。
1. 通気性がよい
2. 排水性に富む
3. 適度な保水性がある
4. 保肥性がある
5. 有機物を含む
6. 重すぎず、軽すぎず
7. 弱酸性である
これまで、園芸店で木や草花を購入して植えても、うまく育たなかったり、あるいは枯死してしまったり、数々の失敗を経験しているが、土のpHが合わなかったケースもあったかもしれない。もっと早い時期に測定しておくべきであったと悔やんでいる。
土の酸度を測る器具は、土に差込むだけで自動的に表示される高価なものから、リトマス試験紙で測るものまで数種あるが、今回私は、試薬を混ぜて測定する廉価なものを購入した。
まず、庭の土を少しスコップに取り、メジャーカップに入れ、土の倍量の水でよく攪拌する。しばらくしてから、上澄みを試験管にとり、それに試薬をたらす。変化した色の度合いを酸度比色表と比較して測定する。
庭の各ゾーンについて測定した結果は、pH 5.5〜6.5で弱酸性であった。とりあえず、土壌の酸度は適正であった。しかし、ツツジやサツキ、アジサイ〈青色〉、ブルーベリーなどはpH 5.0前後の酸性の土を好むので、植物によって部分的には調整したほうがよさそうだ。
「あー疲れた!」園芸書など読むと、作業が煩わしくなる、もっとアバウトにできないものかと、手抜きのほうえ頭がいくのだが、「庭づくり5ヵ条」は私の憲法、行動規範である。
|